額縁が立派なら、なんでもそれなりに見える

上の写真は何かというと、古い雑誌の切り抜きを並べたものです。
たぶん、2,30年前のもの。
それを、大きなボール紙に張り付け、額縁にはめ込んだのが下の写真です。

大作! というのではなく。
そもそも、この額に入っている絵が古いものなので、
日が当たらないように紫外線カット(と謳われた)布を掛けているのです。
ふと、「厚紙でカバーを作ってはめ込もう」と思いました。で、せっかくだから、紙にコラージュをすることにしたのです。つまり、これは絵を保護するフタ。

工作用のボール紙(百均でも売っている方眼の工作用紙というやつ)を貼り合わせ、そこに雑誌の切り抜きをデコパージュ用の糊で貼り付けたのです。

写真はAmazonのサイトからです。私が買ったのは何年前なのか? ケマージュといいます。でかいボトルなので、減りません。

「デコパージュ のり」で検索すると、いろんな糊が出てきます。個人的にはリキテックス(アクリル絵の具のメーカー)の、マットメディウム(つや消し)かグロスポリマーメディウム(つや出し)の50mlボトルあたりが始めやすいのではないかと思います。

そういえば、私がやったのはコラージュです(コラージュと言えば画家のマックス・エルンスト。彼の作品をもう何十年も美術館で見ていない気がするんだけど)。

コラージュとカルトナージュとデコパージュって、どう違うの?

wiki先生に聞きました。
ざっくりまとめると、

コラージュ(collage)…フランス語で「糊付け」を意味する創作技法

デコパージュ(Decoupage)…絵を描いた紙を切り抜いて家具などに張り付け、ニスなどで仕上げる手芸

カルトナージュ(Cartonnage)…厚紙(カルトン)で組み立てた箱などに紙や布などを貼って仕上げる工芸

だそうです。なるほど。

 

真四角の箱にきっちり紙を貼るのでなければ、賑やかに、ランダムな感じで並べて貼ると、なんだかそれっぽい感じになると思います。

私が今回作ったのはフタなので、表面には何も塗っていませんが、箱なんかに貼る場合は、貼り付けたあとに上から全体に糊を塗ると、艶が出て耐久性も増すようです。

ちょっとした、捨てられないチョコレートの包み紙とか雑誌の切り抜き、紅茶のティーバッグなどを、ハガキサイズの紙に張り付けて、百均の額に入れてもかわいいかも。

あ、平面の場合、貼り終わったら、押し花の要領で、上から重い本などを載せて紙を平らにしたほうが、絶対に扱いやすいです。

きっと楽しいと思います。おすすめです。
できたら見せていただけると嬉しいです。

 

 

2件のコメント

  1. こんにちは。

    なるほど、デコパージュだとかコラージュだとか、それぞれ
    ワードは聞いたことがあるものの、違いがよくわかっていませんでした。

    2,30年前の雑誌の切り抜きとのことですが、保存状態が良かったのですね。
    とても鮮やかで綺麗だし、バラバラのページから拾っても
    真ん中の女性を中心にしっかりまとまった世界観がありますね。
    アンティーク調の家具、素敵だなぁ。

    夏休みの工作にも使えそうですね。
    糊も専用のものがありそうですし、アマゾンで調べてみます♪

    1. TOKOさん、こんにちは。

      私も特にデコパージュとカルトナージュの違いが謎でした。
      調べると意外と簡単に分かってしまい、
      ウィキペディアおそるべしです。

      真ん中の女性の写真も雑誌の切り抜きで、
      もしかして広告だったのかもしれず、けっこう気に入ってファイリングしていました。
      好きなものの写真の切り抜きをバンバン貼ったのです。

      簡単なので、ほんとうに、お子さんの工作なんかにも、お勧めです。
      子どもはとんでもない物を作ってくれそうな期待感がありますよね。

      小さな子の絵とか、額縁に入れると映えるだろうなあ、と思います。

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