ダーニングでわくわく

ダーニングというのは、傷んだ服などを補修・補強する技法みたいです。
昨年、本屋さんでたまたま目についた本。
3回も立ち読みに出かけ、さすがに4回目に買ったのでした。


『野口光の、ダーニングでリペアメイク お繕いの本』
野口光 1760円

中をぱらぱら眺めたら、もう、かわいくて。
セーターやシャツや靴下なんかを、かわいくリメイクできちゃうみたいです。

ちょうど、膝の部分が今にも穴あきになりそうなデニムパンツがあり、補修することにしました。

安くて着心地が良いので、普段着にがんがん着ていました。
いい具合にくたびれてきて。


初仕事なので、下手です。ゴマシオダーニング。
生地が薄くなった部分の補強。
半返し縫いと同じなので、裏はもっと糸が混んでいます。


こちらはハニカムダーニング。(裏表逆)
穴が開きかけていたので、裏側から布で補強しています。


裏もかわいい。

できあがりは、こんな感じです。
3時間くらい掛かったので、部屋が少し暗くなって、写真の色が違って撮れていますけれど。

糸の色を変えたりすると、もっと違う雰囲気になりそうです。

他にも、いろいろな技法が載ってます。

ネットで「ダーニング」で検索すると、動画なども出てきたのですけれど、本のほうが見やすくて、楽しくて。

 

本当は、ダーニングマッシュルームというものを生地の下にあてるそうです。私は水筒を使いました。お玉なんかでも代用できるそうです。

「ダーニングマッシュルーム」という言葉を、一体何人の人が知っているだろう? と考えると可笑しくなりました。キノコ形なのでこの名前なのでしょう。意味は分からなくても、なんとなく、おいしそうではありませんね。

パジャマとか下着とか部屋着とかって、何度も洗濯して、くたびれてきたほうが着心地がいいですよね。それを補修や補強ができるなんて、素敵すぎます。
なんだか、わくわくしちゃいます。

 

相変わらず、外出には気を遣いますけれど、家では楽しく暮らしたいです。
誰もいない道をお散歩したり。

 

 

 

 

 

 

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