実家のご近所で保護されて暮らしていた、顔見知りのカラスのかぁちゃん。
(「かぁちゃんの思い出」のかぁちゃんです。)
いくら「おはよう」「かぁ、かぁ、かぁ、かぁ、かぁ」という挨拶を交わす仲であっても、私はかぁちゃんの顔をしっかり覚えているわけではありませんでした。
その日、かぁちゃんの家の玄関にある、かぁちゃん保護のための木の柵の上に、一羽のカラスが止まっていました。地面からの高さはおよそ1メートル弱。
「あれ? かぁちゃん?」
羽の色では見分けられず(言うまでもなくカラスはみんな真っ黒)、翼を怪我して飛べないはずのかぁちゃんが、実は1メートルくらいなら飛べるのだろうか? 疑問で頭の中が一杯の私は思わず、かぁちゃんかもしれないカラスに早足で歩み寄って向かい合い、
「かぁちゃんなの? かぁちゃん、飛べるの?」
と尋ねて返事を待ったのでした。(後から考えると、どうするつもりだったんだろう、私は。かぁちゃんは人間語は話さないのに。)
相手は少しもじもじして、それからバサバサと飛んでいきました。
つまり、かぁちゃんではなかったのです。
私が当然のように、そのカラスに話しかけるつもりで近づいていったものだから、相手はうっかり私の話を聞く体勢になってしまい、そのまま飛び立つタイミングを失ったようです。そうでなければ野生のカラスが、人間がすぐ目の前まで来ているのに逃げないハズはないですものね。私の話を聞き、「なんなんだ、コイツは。訳が分からない」という感じのことを思ったように見えました。
あとで父に聞いた話では、かぁちゃんには悪い友達がいたようです。と言っても、「一緒にゴミでも漁りにいこうぜ」と誘いに来るわけではなく、かぁちゃんの餌を横取りしに来るというのです。かぁちゃんのほうが弱いですから、あのとき、かぁちゃんは自分の小屋の中に隠れていたのかもしれません。
鳥の世界も人間の世界も厳しい。
でも、かぁちゃんには優しい保護者(人間だけど)がいたし、人間同士も厳しいばかりじゃないですものね。
こんにちは。
写真はご近所ですか?やっぱり春は来てるんですね。
今日はかなり寒いんですけども。
カラスはなかなか見分けが付かないでしょうね・・・。
インコとかオウムとか、カラフルな鳥だと何となく見分けが
つくような気がしますけども。
かぁちゃんにちょっかい出すなんて、やな奴!と思いきや、
環さんにたじたじとしてしまうあたり、ちょっとカワイイところも
ありそうな。
鳥と言えば、今朝は公園でメジロを見かけましたよ。
スズメや鳩以外の鳥を見かけると、ちょっとレア感あって嬉しくなりますね。
TOKOさん、こんにちは。
写真は実は、数年前のものをパソコンから引っ張り出したのです。
どこなのか忘れてしまったのですが、
もしかしたら江ノ島とかかもです。
そうなんですよね。
見分け、つきませんね。
オウムやインコがいたら、目立つでしょうねー。
かぁちゃんの餌を横取りするカラスも、ちょっとかわいいヤツかもです。
メジロですか。黄緑色の鳥ですよね。
実はうちのほうは田舎なので、いろんな鳥がいます。
うちのベランダの水鉢で、ばしゃばしゃ水浴びをする謎の鳥とか。
あ、先日、メジロさんも水浴びに来ていました。