昨年、インテリアコーディネーター試験を受験して、一次試験は合格したものの、二次試験で不合格でした。
二次試験は実技で、論文+図面のプレゼンテーションなのです。
今年もダメそう。試験時間は180分(!)なのに、私、予想問題をやっても、時間内に終わらないのです。およそ40分、足りない。
しかも合格には、とりあえず終わらせることが最低条件らしいです(採点について公表されていないらしいけど)
私、メンタル弱いし、疲れたし、これ以上がんばれない………。
早く描くにはどうでればいいの?
早く描くコツって、ネットで検索したけど、なんだか難しいです。インテリアコーディネーター二次試験で素人でも早く図面を描く裏技的なものを求めているんですけど。
「ともかく、描いて描いて描きまくる!」という気力、体力がないので、考えました。
そして出た結論は、
・迷う時間を減らす(考えるのはいいけど)
・無駄な線を引かない
せこいけど、時間を節約する技
・問題用紙に色鉛筆でマークする
問題用紙を綺麗なまま持ち帰るのを諦めます。「ダイニング」の説明文をオレンジの色鉛筆で囲んでしまう。そして「テーブル」など各エレメントを同じ色で囲む。「寝室」は青、とか色を変えてしまえば、「この家具、どこのだっけ?」というのが減るみたい。
・下書き用紙の建物のアウトラインは色鉛筆で描く
昨年、試験で配られた下書き用紙は3mm方眼紙でした。なので、建物のアウトラインを写さないといけない。これを、消しゴムでは消えない色鉛筆で描いておけば、試行錯誤して描き消しを繰り返しても建物のアウトラインは残ります。
・三角スケールを(なるべく)使わない
三角スケールで測って、直定規に持ち帰るのは時間の無駄。なので、直定規で
500mm → 1cm
900mm → 1.8cm
1000mm → 2cm
と、覚えてしまったほうが早い。
・平行線を引く場合も、定規のみで。
平行線を引くのに、直定規と三角定規を組み合わせて、三角定規を滑らせる……、って、紙のグリッドに2つの定規を合わせるので、意外と時間が掛かります。なので、直定規でを2点を測って結んだり、直定規の方眼を紙のグリッドに合わせたほうが早いです。
・字消し板をテンプレートをして使う
字消し板の四角とか三角をテンプレートとして使ってしまう。立・断面図のブラケットとか、ダウンライトを描くのに使います。あと、線状の穴も線を引いて測ってみると、幅が2mm、3mm、4mm、5mm だったのです。使えそう。
・迷ったら、手を止めて考える
迷ったら、むやみに手を動かさず、目を閉じて部屋の視覚イメージを作るほうがいいみたい。
・平面図は、立・断面図に掛からない部分は手を抜く
平面図、全力で描いていたけど、断面図に関係ない部分は、平面図でつじつまが合っていればOKですよね。椅子を斜めにおいても、椅子のサイズが半端でも、「後で困る」ってことがない。
とはいえ…。
とはいえ、私、奥歯の治療ですっかり参ったし、なんだか疲れてしまいました。眼精疲労で、これ以上やると、試験を受けに行けないかも。
なので、諦めつつ、軽い気持ちで、リラックス。(試験会場までたどり着いたら、試験前に瞑想しよう)。
そもそも私、インテリアコーディネーターを目指しているわけではなく、実家の家業である建具屋(家具も作る)の雑用手伝いができればいいのです。でも、一次昨年の一次試験の合格率が32.4%だったので、なんだか、二次も合格しないと勿体ない気になってしまって………。
でも、勉強自体は面白かったし、役に立ちそうです。
資格試験って、途中で諦めるのも勇気がいりますね。
今後は、資格試験、受けません!
もういい歳だし、なるべく快適に精神的負担を少なく過ごす方向でいきます。好きな仕事をしている時って、気分が良かったり、充実感があったりしますよね。
来年こそは、ていねいな生活。
追記:結局、図面の描き方を見直した結果、かなり早く描けるようになったのです。直前の模試は絶望的な出来だったのですが、そこから巻き返して無事合格しました。
インテリアコーディネーターって全然知らない素人から見れば、
センスがあればいけるんでないか、と思っていたら
すごく専門的な職業なのですよね。
なるほど、勉強してきたことをあきらめるのって勇気がいります。
合格を目指すのも、諦めるのも、どちらも精神的には同じくらい
大変なのかも・・・と思いました。
ご実家のお手伝いには十分お役に立てそうって感じですよね。
お疲れ様でした。
TOKOさん、こんにちは。
ほんとに、すぱっと諦めるのも難しく、困ってしまいます。
民間資格なので、この資格を持っていなくても、インテリアコーディネーターとして働いている人もいると思います。
一次試験は、建築の基礎知識&建築にまつわる雑学って感じなのです。
二次試験も、「センスは無用! 間違っていない図面をとにかく時間内に描き終えろ!」
ってことみたいです。
とほほ、なのですけど、実家の家業での暗号(じゃないけど)が、少し分かるようになったので、よしとすることにします。