私は一年中ほとんど、同じ一足の靴を履いています。写真の靴です。(あああ)。
整形外科の靴外来で作ってもらった靴。前回、作ってもらってから3年4か月が経過していて、さすがに靴が壊れてきたので病院に行きました。
靴の代金はなんと、69,260円。健康保険で後から7割が返ってきます。健康保険に足を向けて寝られない。
痛みの原因は「外反偏平足」
7年ほど前、足の裏が痛くて歩けなくなりました。近所の整形外科に行ってもダメ、スポーツシューズの店で足の形を測ってもらってインソールを入れてもダメ。10分程度歩くと、もう痛くて歩けなくなる。どうなるんだ私、と、けっこう目の前が暗くなったのでした。
もともと、子どもの頃からひどい偏平足ではあったのです。中学校で剣道部だった頃には、足の裏がサラサラの状態でも、板の間を歩くと吸盤を剥がすようなプシュっという音がしていたくらい。
ともかく、病院。ネットで探して「靴外来」のある整形外科に行ったのです。
診断名は「外反偏平足」。もともと足の裏のアーチがないのが、加齢によって(!)耐えきれずに痛みが出たのだろうということ。インソールを作ってもらうことになりました。
そして、靴が完成。痛みが取れました。
けれど、値段が高い。そして健康保険が使えるのは1年半ごと。なので、近所の整骨院にスニーカーを持ち込んでインソールを作ってもらいましたが、長時間履くと少し足が痛みます。
専門家の作るインソール、すごい
最初の1足は、靴を自分で選んで買って装具士さんにインソールを作ってもらいました。歩いても痛くない! 家の中でも履きたいと思いました。
そのうち、家の中でも足は痛まなくなりました。ただ、クッションのきいたスリッパを履くと痛むので夏は裸足、冬はカンフーシューズで過ごしています。
2足目は同じ病院ながら、専門の靴屋さんに作ってもらいました。靴の専門家。足を診てもらう間、いろんな話を聞けて面白かったなあ。外国からのお客様の足を診たときの話(足の、だけど)などなど。
私の足はけっこう問題があるけど、ちゃんと合わせた靴を履けば大丈夫だから、 と、元気づけられたりして。
3足目と、今回の4足目は、そのお弟子さん(たぶん)が作ってくれます。今回は法律が変わって、既製品の靴にインソールを入れるのではなく、靴から作るのだそうです。お医者さんと結託して(?)、高い靴だけ買ってインソールを作らない、という人がいたので厳しくなったとか。保険適用を受けるためには、完成した靴の写真も添付するそうです。(あ、だから靴の代金に写真代も入っているそうですけど)
靴の意外な落とし穴
(足が「細い」って、ふくらはぎのことじゃなかった)
若いころから靴選びに苦労していました。私が履くと、靴が変な形になる。特にパンプス。
「なんでこんな変な形の靴ばかり売っているのだろう?」と思っていたら、変なのは私の足のほうでした。本来、土踏まずの上にある骨が横に突き出ている。
それと、私の足は靴の選択肢が少ないのだそうです。
テレビショッピングのウォーキングシューズなんかで、「幅はゆったり3E」なんて言っていますが、私の足幅は「C」。3E→2E→E→D→C。「細い」と言われました。ここまで細い靴はあまり売っていないし、種類も少ないのだそうです。
足の細い人が幅広靴を履いてしまうと、足にフィットしないで不具合が出てしまうのですね。
幅広靴=楽 ではない。
これ、けっこう落とし穴だと思いませんか?
こんにちは。
本当に足の幅が細いですね!
わたくし、逆に太いのです・・・長さはごく普通の23cmなのですが、
長さに合わせると普通の靴は幅が狭くて痛い、
なので、3Eのがありがたいです。
スニーカーだと大体大丈夫なんですけど。
以前、そのスニーカーでも4Eっていうもうおばあちゃんが履くような
のを一足買ったことがあるんです。
海外に行くので、飛行機に長時間乗ってると足がすごくむくんでしまうので。
確かに、飛行機には良かったですが、普段使いするには幅が広すぎて
逆に疲れちゃってました。
広すぎも良くなかったのですね。
それにしても、お高い靴ですね・・・
TOKOさん、こんにちは。
なるほど、3Eくらいだと、幅があって安定しているかもしれないですね。
(分からないけど!)
でも、やっぱり4Eだと、普段使いには疲れる…。
ワンサイズの差も大きいんですね。
靴、本当に高いです。
靴外来に行くまで、靴屋さんとかインソールとか、いろいろ試したんですけど、
やはり医療に頼るしかない状態です。
でも、1年半(今回は3年以上!)を、ほぼ一足の靴で過ごしている、
と考えると、かなり安いかもです。
でも、靴のおしゃれは全くできません(泣)。