台風、激しかったですね。
私は幸い、大地震に遭遇したことがないので揺れて怖いと思ったことはなく(大きな地震だと思って周囲を見渡したけど職場の人たちは無反応で、自分が眩暈を起こしていたことはある)、雷も嫌いではないです。中学生の頃など、窓の前に椅子を置いて稲妻を眺めたり。なので、暴風雨の激しい音も嫌いではないです。
けれど、今回の台風は本当にうるさかった。
風の唸りは木の枝を揺らし葉をむしり、建物の壁にぶつかっている音なのか? けれどきっと、何もない海の上でもびゅうびゅうという音はするだろう。
ああ、うるさいな。早く過ぎてくれないかしら?
雲の上まで昇れれば、きっと静かだろう。星だって見えるに違いない。
そう思っても、ちっとも眠れないのでした。
姪の部屋の片づけを手伝う
姪の一人は実家に暮らしています。我ながら伯母馬鹿なのでは? と思うけれど仕方ないです。かわいいし。
姪が部屋の片づけをしようと思い立った。なので私はお手伝い。というのは、私たちの住んでいる市はゴミの分類が細かいのです。「ねえちゃん、これ、何?」と訊かれると(彼女は私を「ねえちゃん」と呼ぶ)、「それはプラ(プラスチック)」「それは商品プラ(商品プラスチックというカテゴリーがある)」「不燃」「本」「雑紙(本の形になっていない紙です……)」などと答えるのです。
物を捨てるのは難しい。
姪は、捨てるか迷った物を「これ、いらない?」と聞いてくる。
なので、面白そうなものをもらってきました。
最初の写真は、「ムンクの叫びキーホルダー」。これ、私があげたそうなので(忘れてた)、引き受けてきました。
これもかわいいから、もらってきました。なんか、ぼそぼそになっちゃっているけど、象。
これも、引き上げてきたもの。姪が小学生くらい(たぶん)に私があげたもの。ウッドビーズなのです。かわいいんだけどなあ。
なんだか、いかにもガラクタなんだけど小さくて細々したものって、かわいいです。和む。回すと光るコマとか、おもちゃのネックレスとか、ミニチュアの食玩とか。わくわくしますよね。
読書の世代間ギャップ?
本もけっこう、回収。面白いだろうと思う本を渡してみるけど、気が向いたら読みし、読む気にならないらしい本は、「じゃ、回収するね」と、持ち帰ります。
でも、中年の老婆心。本当に面白い小説に出会っていないようで、もったいないなあ、と思ってしまいます。ライトノベルばかり読んでいるわけではないけど、私の頃と比べるとずいぶんと違う。
文章そのものの愉楽、というものが乏しい本が多いような気がする。
何年経っても何度も思い出し読み返す本とか、難しくて意味が分からないまま読み進んで、なんだか分からないけど感動してしまう本とか(私にとっては中沢新一の本などがそうだったなあ)、胸の奥底に深く響くような、闇の中の小さな光を見せてくれるような本とか。
でも、きっと私よりも上の世代も、「今の若い人の読む本って、物足りない」と思っていただろうと思います。なので、古典も読みたい。
ほんとに、年々時間が経つのが早くて困ります。老眼で読むのも遅くなるし。
読んだ本も、未読の本もたまりますよね。捨てられないし。
こんにちは。
台風、本当に今回のは勢力強くて未だ停電しているところも
あるみたいですね。
東京の本社の人たちは、在宅勤務が半数以上だったのですが
どうしても本国から来たお偉いさんを迎えに行かなきゃいけない人もいて、
4時間かけて(!)お迎えに行ったそうです・・・
ところで、姪っ子さん、可愛らしいものをいっぱい持っていたのですね!
女の子なので、こまごました雑貨ってどうしても増えていくのかな?
うちもそう・・・
個人的に「叫び」のキーホルダーがツボです。
シュールで素敵!
本と言えば我が家の娘もライトノベルっぽいのが好きです。
小学生なので「世界名作児童文学」みたいなのを読ませたくて
女子には定番の『小公女』『秘密の花園』『若草物語』『あしながおじさん』
このあたりは押さえて欲しいんですけど、見向きもしません。
『赤毛のアン』は中学年用に編集されたのを読んだのですけど・・。
まぁ、こちらが押し付けても本人の興味がないなら仕方ないですよねぇ。
ただ、ないと読めないのである状態にはしています。
気が向いたらいつか・・・みたいな。
TOKOさん、こんにちは。
台風、すごかったです。
東京の本社の方たちの半分以上が在宅勤務、ってすごいですね。
テレビを観ながら「なんで、こんな日に会社に行くんだろう?」って思いました。
偉い方のお迎えなら、仕方ないですけど。。。
TOKOさんのお嬢さんも、こまごました雑貨、増えるんですね。
女の子の宿命でしょうか。
あの「叫び」キーホルダー、私はあげた記憶がないのですけど、
子どもって、意外と小さい頃のことも憶えていて、ぎょっとしたりしますね。
本は、
「読んだらいいのになあ」という本と、本人の読みたい本のギャップは仕方ないんですね。
意外と「え? これは読んだの?」ってこともありますけど。
なんとなく、読まないなんて勿体ない………って思うけど、
仕方ないですねえ。
またまたお邪魔します。
こんなにインパクトのあるものをあげた記憶がない、
ということはもしかしたら姪っ子さんの勘違いなのかもしれませんね(^^
アブノーマルで素敵。
子どもの頃の本で思い出しましたけど、実家に「世界の童話」とかいう
シリーズものの絵本があるんです。
挿絵も綺麗なのですけど、挿絵の画家は物語に合わせて選定したと
思われるんですよね。
シンデレラなどお姫様系は繊細な水彩画を描く人で、
ガリバーなどの冒険ものは勢いのあるタッチの人で、みたいに。
そうするとですね、挿絵で読む話を選んじゃうんですよ。
ちょっと怖いタッチとか、荒々しい挿絵だと、まったく読む気が
しなかったのですよねぇ。
実家に帰省したら、いつも娘に読んでごらんと促すのですけど、
なぜかあまり食指が動かないのです。
絵本なのでもう子供っぽすぎると思っているのかもしれませんが、
では娘が実家の本棚から選ぶ本は何かというと、
松谷みよこさんの児童書とか、黒柳徹子さんのエッセイとか。
あと実家には北杜夫さんや三浦綾子さん、弟が好きな
中島らもさんの本がたくさんあるんですけど、このあたりはまだ
早いかなぁ。
三浦綾子さんあたりは、高学年、中学生になるとすんなり入るかも
しれませんけどね。
TOKOさん、再びこんにちは。
「叫びストラップ」は、あげたのは多分、私です(笑)。
きっとどこかのミュージアムショップで買ったんだろうなあ、と。
確かに、挿し絵のある本は、挿し絵で選んじゃうって、
ありそうですね。
童話って、本当はけっこう内容がエグイですよね。
民話、神話もですけど。
なので(子供用に配慮していない)民話、神話って、面白いです。
私も小学校1年生くらいって、松谷みよ子さんの本をよく読んでいました。
けっこう早く、絵本は読まなくなってしまいました。
お嬢さんも「文字重視派」だったりして。
三浦綾子さん、実家にどっさりあるけど、私は読んだことがないのです。
中学生の頃、「これ、読もうかな」と母に言うと、
「そんな(難しい)の、読むの?」と言われて止めて、なんとなくそのまま。
その頃、漱石とか芥川とか読んでいたので、
母に言われたことが、ちょっと癪だったのかも。
小学校6年生のとき、作文に先生が赤で、
「当て字が多い」と注意されたけど、それは漱石のせいです。。。