秋の一日、記憶の一枚

学生時代の友人と久しぶりにランチ。

友人が電車に乗り継いで、こちらの街まで来てくれました。
おしゃべりしながら、ゆっくりポークソテーを食べて、
それから散歩。
近くに大きめの公園があるのです。

まだ、葉の緑が鮮やかな木もあり、

紅葉しはじめた木もありますね。

図書館、そして花屋。

広い花屋さんの小さな陽だまり。

 

楽しくてしゃべり過ぎたのかも?
というか、あとで考えれば、
血中の二酸化炭素濃度が上がったのかもしれず、友人に頼んで、ひと休みしました。

一時間に2本しかバスが来ない、バス停のベンチ。
少しだけ傾いた太陽の眩しさ。
紅葉した街路樹の枝が、澄んだ秋の空に枝を伸ばし。

本当は、もう少し遠くまで歩きたかったな。

そう思うと同時に、
この友達と並んで、この風景を見ることは、もうないだろうな、
と、思ったのでした。
だって、遠い!
いつもは、この場所から電車で2時間くらいは掛かる、都会の真ん中で会っていますもの。

月並みな言葉で言えば、
風景との一期一会。
わたしは数年後、この光景を覚えているだろうか?