草餅を、こわごわ食べる

蕁麻疹が治らないのです。
もう三年くらい、薬を飲んでます。
最初は、
「薬を飲んだほうが、身体への負担も軽いでしょう」
と、おっしゃっていた皮膚科の先生も、
「健康診断、してますか? がん検診は?
 蕁麻疹が出るってことは、どこかが悪いということですから」
とのこと。
健康診断は受けたばかりだし、がん検診は、うちの市は隔年で対象外だった。
(年度が変わったので、受診券が届いたら行きます!)

 

なので、「オーダーメイドサプリメント」を買ってみることに。
VITANOTE、という、尿を送って検査してもらい、
結果に合わせたサプリメントが送ってもらうサービス。

結果は………なかなか、酷いものでした。
もっとも不足が酷かったのが、「ビオチン」という栄養素。
アレルギーを緩和する働きがあるそうです。

食事に気を付けてるのに、なんで?
極力、食品添加物の表示を見て避けているし、
食材の種類だって、多めだと思う!

料理のとき、加熱のしすぎなのかな?
てか、現代の野菜に本当に栄養なんてあるの?
そもそも、食べるって何?

それで、ふと、思いついちゃったのです。
食材を買わないで調達してみたらどうだろう?

魚と釣る人は、釣った魚を食べるし、
農家の人や、家庭菜園がある人は、作った野菜を食べる。
私は、そのどちらでもない。
子どもの頃は、食べられる木の実や木苺を見分けて、
食べていたじゃないか。
今は、それができない。
生き物としては、ダメなじゃないかしら?

 

そして、手始めに作ったのが草餅でした。

私は、ヨモギは見分けられるという自信があります。
でも、何度も匂いを嗅いで、
人や犬が通らなさそうなところから、ヨモギを採取。

ネットでレシピを調べ、きな粉をまぶした草餅(というか、団子)完成。

食べたら、美味しい。
美味しいんだけどね、ヨモギの香りはほとんどしない。

本当にヨモギだよね?
ネットで画像検索。
何度見ても、やはりヨモギに間違いない。

たぶん、時期が遅すぎだと思います。
それから、茹ですぎ。

まったく………。
我ながら、草餅ごときで大袈裟。

 

こんなことで蕁麻疹が治るとか、微塵も思っていないけれど。
次は木苺の株を探しに行こうかな、と思っています。